今日は秋晴れの清々しい一日でした。秋らしい一品を、、、と思いつつ、のんびりしていると人気のキノコがいつのまにか旬を通り過ぎ「名残」になってしまいました。

近所の八百屋兼食料品店(kolonial butikk)で買ってきました。写真にある紙袋(かわいいでしょ

)に好きな分量を入れて、量り売りしてもらいます。「キノコはプラスティックの袋に入れてはダメ」「保存温度は1〜3度で」などの取り扱い注意とレシピが2、3書いてあります。キノコはノルウェー語でsopp。この黄色いキノコはkanterellといい、この時期一番人気のキノコと言っていいと思います

レシピという程のものではないのですが、kanterellが手に入った時はこの「Stekt sopp(炒めキノコ)」を良く作ります。まずキノコをブラシ等で軽く掃除します(水洗いは風味が落ちるので絶対ダメ

)。エシャロット(赤玉ねぎでもOK)とタラゴンをみじん切り。バターとオリーブ油をいれて熱したフライパンにキノコとみじん切りのエシャロットを入れて炒めます。

この時フライパンはよ〜く熱して下さいね。キノコが水っぽくなってしましますよ!キノコが炒まってきたら、塩・コショウ、お好みで生クリームを適量入れて、刻んでおいたタラゴンを少し残して入れます。味見をし、良かったら出来上がり!残しておいたタラゴンを仕上げに振りかけると綺麗に仕上がります。トーストの上にのせたり、酸味のあるパンでキノコからでたお汁をすくいながらいただきます。幸せ〜


今日はチコリとチーズ(コンテ)にマスタードドレッシングのフレンチ風サラダと伴に。Kanterellが大好きなノルウェー人の友人が「カ〜ンテレ〜レ〜

」と美味しそうに食べてくれました。よっぽど好きなんですね、笑。私も〜

前菜や軽食に、またはお肉料理の付け合わせやパスタにも合いますね

作る過程でお好みで白ワインやレモン汁をいれても。もちろんkanterell以外でも、普通のマッシュルームでも美味しいと思います。数種類使っても

パセリを使うレシピが多いと思うのですが、私のこだわりはタラゴンestaragonを使う事。現在、料理本や子供向けの本を書いているイギリス人元モデル、Sophie Dahlの著書からヒントを得たのですが、香りが本当に良くって、「いつもの一品」の格がぐ〜んと上がるような気がします

(余談ですが、彼女はRoald Dahlの孫。主人が「彼はノルウェー人だ!」といつも自慢しているのですが、wikiで調べるとRoald Dahlはイギリス人。その両親がノルウェー人でした、笑)
ノルウェーでは数年前までフレッシュハーブなんて余り種類がなかったのに、最近のグルメブームでタラゴン、香菜、セージ、チャービルを始め、色々なハーブが鉢植えで手に入るようになりました

そして今日はこんな野菜を見つけて思わず購入してしまいました


イタリアからの輸入ものじゃないですよ!ちゃ〜んとノルウェーで作られたラディッキオです。こんなおしゃれな野菜を頑張って作っていらっしゃる農家があるなんて、誇らしいです

- 2011/09/29(木) 13:32:33|
- Recipes
-
| Trackbacks:0
-
| Comments:5