前回の洗練されたパリと北欧ガラスとは打って変わって、今回はノルウェーのチーズのお話です。
私の家の近くにとても感じのいいデリがあります。

急な来客や女友達の集まる時など、美味しく見栄えのいいものが欲しい時によく利用します。フランス、イタリア、スペインなどからの美味しいチーズやハム、手作りのキッシュやサラダ、生パスタにソース、地元の生産者から直接買い付けたようなグルメ肉まで、スーパーにはない贅沢な品揃えです。お店の人も親切で知識が豊富。困った時には快く助けてくれます。以前「4種類程チーズを使ってキッシュを作りたい」や「女友達とバーベキュー」などのリクエストに見事に答えてくださったので、本当に頼りにしています。
先々週ご紹介したレストランでいただいたノルウェー産のブルーチーズがとても美味しかったので、早速行ってきました


そしてた〜くさんの外国産のチーズの中から見つけました


「ノルウェー産のチーズは他にありますか?」のリクエストに、出てくる出てくる、試食もしっかり!
ま〜るい真新しいチーズまで切ってくださって、、、Å, takk! ありがとう!美味しい

幸せ

悩んだ末、4種類のチーズを購入しました


左の黄色いチーズより時計周りに、Ridderost、Grotteost fra Hitra、Kraftkar、Gamalost Vik i Sogn。ちなみにHitraとVik i Sognは地名です。
Ridderostはいわゆる「ウォッシュタイプ」と呼ばれる個性派チーズですが、これはそんなにクセがなく、ブリーを食べている感じ。2番目のGrotteost fra Hitraはフランスのコンテと似ていますが、もう少しクリーミーな感じ。ブルーチーズKraftka、青カビのピリッとした感じと塩味が調度良く、私好みの味。世界三大ブルーチーズの仲間入り間近!というところでしょうか、笑。
ここまでは皆さん大体予想がついたと思うのですが、最後のGamalost Vik i Sognはおわかりになる方は少ないはず。これはノルウェー特有のチーズで、もう少しマイルドで人気のある「ブラウンチーズBrunost」と一緒にまた別の機会にご紹介したいと思います。匂いも味も独特のチーズです。お店の方に「この上からバターを塗って食べてね!」と教えていただきました。美味しかったですよ!
次回は、「ノルウェーのチーズはどうして美味しいか?」という謎に迫ります。乞うご期待!
Fromagerie
Valkyriegata 9, 0366 Oslo
Norway
- 2011/09/22(木) 04:56:00|
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